新高円寺駅。それは、言わずと知れた東京の飲処「JR高円寺」から徒歩で約10分程南下した処。青梅街道沿いに存在するこの駅からは、連日多くのビジネスマンが都心へ通勤し、大学生が駅前のマクドナルドでwindowsを開く。今回は、新高円寺周辺にお住いの杉並区民の皆様に向けて、仕事帰りに寄りたい厳選居酒屋をお送りする。
“新” がつく街。
日本全国には、”新〇〇”という駅が多数存在する。”新大阪””新横浜””新神戸”などその数は少なくない。元々の中心駅と差別化を図るために付けられるケースが多い”新〇〇駅”だが、「名前負け」「アクセスの悪さ」「人の少なさ」などネガティブな意見も多い。
さて、”新”高円寺。数えきれない程の呑み処を有するJR高円寺駅から徒歩で南に約10分程歩くと、「高円寺ルック」(商店街)の看板と共に、 東京メトロ丸ノ内線 新高円寺駅に到着する。駅前は、青梅街道ということもあり交通量が非常に多く、車は途切れない。

その駅前には、「日高屋」「家系ラーメン」「松屋」「オリジン弁当」などビジネスマンの定番お夜食チェーンが並んでおり 、疲れたサラリーマンの胃袋を満たす。
60分で胃袋と心を癒す店。
今回は、仕事帰りや散歩帰りの「一杯だけ飲んで帰ろうかな。」にお応えすべく、新高円寺駅付近の厳選居酒屋5店をお届けする。
1.和食 – ごち魂 (新高円寺駅 徒歩約1分)

1軒目は、こちら。新高円寺駅荻窪方面の出口を出て、左(西)へ数十秒。入り口が地下のため一見見逃してしまいがちな「がんばり居酒屋 ごち魂」さん。こちらのお店の特長は、そのリーズナブルなお料理。新鮮な海鮮に加え、名物の燻製ポテサラは必見。さらに、黒毛和牛のたたきや焼き鳥などのお肉メニューの豊富。
2.和食 – 和バル 喜気(新高円寺駅 徒歩約3分)

続いてのお店は、新高円寺駅から東へ。次に、青梅街道と高南通りの交差点を左折しJR高円寺駅方面へ約2分。新高円寺駅の定番ラーメン「タロー軒」を抜けしばらく行くと、「和バル 喜気」がある。こちらのお店で、まず、頂きたいのがお店こだわりの新鮮な海鮮。その中でも日によって変わるお造りはぜひ食べていただきたい。
3.和食 – 陣兵衛(新高円寺徒歩3分)

3軒目は、老舗をご紹介。初めての方が入るには少し勇気が必要な外観ですが、暖簾を潜ると、高円寺で40年以上お店を経営されているご夫婦が迎えてくれる。メディアでも数多く掲載されている老舗の名物は、なんと「鯨肉」。調理方法は、「刺身」「炙り」「ステーキ」の中から選ぶことができ、どれを選んでも「来てよかった」と思えるのではないだろうか。鯨肉以外も酒呑みにはたまらない一品やお酒がズラリと並び、胃袋だけではなく、心まで満たされるのだ。
4.和食 – 魚き食堂(新高円寺徒歩5分)

4軒目は、少し変わった和食を。「皆さん、西京焼きはお好きですか。」新高円寺駅から青梅街道をそのまま東へ。約5分ほど歩いた処にある「魚き食堂」。2018年2月オープンの比較的新しいお店で絶品の西京焼きが頂ける。西京焼きの種類は、定番の銀ダラを初め、カレイ、銀ムツなど豊富なラインアップ。もし、西京焼きが苦手な方は、干物もございますのでぜひお立ち寄りを。さらに、仕事帰りの方には焼き魚と相性抜群の「日本酒」と楽しんでみてはいかがだろうか。
魚き食堂
【住所】 東京都杉並区高円寺南2-7-2
【営業時間】 ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)ディナー 17:30~22:00(L.O.21:30)
【定休日】 店舗Facebookを参照
5. 和食 – やりとり 屯

昔より軽く一杯といえば、定番は焼き鳥ではないか。最後は、新高円寺の焼き鳥の名店をご紹介。新高円寺駅から 青梅街道沿いを西へ約5分行くと、いかにもディープな雰囲気を醸し出す「やきとり 屯」のご登場。店舗入り口の炭火でやきとりを焼く姿を見ると、立ち寄らずにはいられない。
数多くのやきとりメニューの中でも人気は、「トマト巻き」。店内の所狭しと並べられた手書きのメニューは、どれもリーズナブル。ついつい食べ過ぎてしまわないようにご注意を。

古さと新しさの混じる町
都心へのアクセスの良さや近年の中央線カルチャーの発展によって、若者の増加傾向にある新高円寺周辺。ただ、それは最近の話。何十年も前から新高円寺は、美味しい料理とお酒を変わらぬ姿で提供し続ける名店も多い。
“新”のつく駅 新高円寺。JR高円寺、JR阿佐ヶ谷など近隣の一大呑処街に足を伸ばしたくなるが、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。以上、現住民より。
〼MaSu〼
※掲載情報は2019年4月現在の情報です。店舗情報などは変更になっている場合がございますのでご注意ください。