どうも、〼MaSu〼です。お酒にまつわる用語を解説していくこのシリーズ。今回は、カタカナ語で分かりにくい『スピリッツ』と『リキュール』についてです。出来る限り専門用語を排除して説明していくので最後までご覧ください。(^○^)

カタカナ語は覚えづらい
皆さん、カクテルはお好きですか?(=´∀`)
カクテルは、お洒落なお酒の代表格にある飲み物ですが、カタカナ語が多くて中々覚えられないですよね…。ドリンクの名前はもちろんのこと、使われているお酒の名前、レシピなど最初は全てがちんぷんかんぷんです。僕が初めてバーに行った時は、何がなんだか分からず結局ビールを頼みました…( T_T)\(^-^ )
そんな苦い思い出を克服すべく、酒屋さんに行って色々お酒を覗くと、ビールコーナー、日本酒コーナー、ワインコーナーと並んで、スピリッツコーナー、リキュールコーナーときたもんだ。
スピリッツ?(・Д・)
リキュール?(・Д・)
スピリッツの方は明らかにアルコール度数が高そうだし、リキュールの方は女子も好きそう。そして、並んでいるお酒のランナップが全然違う。
全然、分からないや。(=´∀`)
そんなわけで、調べてみましょう。
本日のテーマ『スピリッツ』と『リキュール』の違いについてです。
スピリッツとは?
まずは、それぞれの意味を解説していきましょう。最初は、スピリッツから。
スピリッツとは、お酒を火で熱して蒸発させ、気体になったものを冷却し液体に戻したお酒こと。専門用語では、蒸留酒と言われます。

もう少し詳しく説明します。加熱する際に使われるお酒は、発酵によって作られたお酒を使います(専門用語で醸造酒)。例えば、ビール、ワインなんかがこれに当たります。発酵で作られたお酒を熱すると、水分より先にエタノールなどのアルコール成分が蒸発し、より濃度の濃い(アルコール度数の高い)お酒が完成します。これがスピリッツです。
だから、
スピリッツは見るからにアルコールが高そうなんだ!( ´∀`)
スピリッツに分類されるお酒の代表例は、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラムなどがあります。いずれも、アルコール度数は40度以上が多いです。
では、一方で、リキュールとはなんでしょうか?
リキュールとは?
続いては、リキュールについて解説します。リキュールとは、先程のスピリッツに、果実や植物の種子、ハーブを加え香り付けしたり、砂糖や着色料で色付けして、作られるお酒のことです。

リキュールは、
スピリッツの進化系なんだね!(´∀`)
リキュールに当てはまるお酒の代表例は、カクテルの定番カシスや、梅酒、イェーガー、カンパリなどが当てはまります。
図でまとめると
「スピリッツ」と「リキュール」の違いについて理解いただけましたかね?
なるべく専門用語を使わず、誰でも聞いたことがある言葉だけで話してみたのですが、どうでしょう。
最後は、改めて2つの違いを図して書いてみます。

スピリッツは、アルコール発酵によって作られたお酒を加熱し、一度気体にさせ、再度冷却して作ります。そうすることで、より濃度の濃いお酒が出来上がります。
リキュールは、そこからさらに、果物や植物の種子、薬草やハーブなどを使って香り付けし、さらに加糖や着色を行うことで完成します。スピリッツの進化系と覚えてもいいかもしれません。
もう大丈夫ですかね??
これで、
あの頃の僕のように、バーで緊張して
『ビ、ビール…ʅ(◞‿◟)ʃ』って
ならずに済みますね。笑
最後に、スピリッツもリキュールも本当に種類が多く、また、各国によってスピリッツとリキュールと定義は微妙に異なりますので、詳しくは各商品情報のラベルやwebサイトをご確認くださいませ。
それでは。( 」´0`)」マタネーーー!
レビューは、筆者の個人的感覚に基づきます。
感想には個人差がありますので、悪しからず、ご了承ください。